ナーダヨガとは音のヨガ。私たちの身体が細胞で出来ていることは、ほとんどの人が知っていますが、その細胞の元に何があるのか、それを知っている人は多くないかも知れません。物質をどんどん分解していくと分子になりますが、それをまた細かくして…これ以上分解出来なくなった最小単位になると、それは素粒子と呼ばれます。素粒子は止まることなく、絶えず動いている性質を持ちます。それが独特の波動を生み出すのです。
ナーダヨガは、私たちの身体を音として、つまり波動としてとらえ、その波動をさまざまに変化させることで、身体と心に良い影響を与えます。
今日京都のタミサで行われたのは、ダフネによるナーダヨガのWSです。
私はまた通訳として参加させていただきました。
チャクラに沿って、各チャクラに対応する音を使い整えていきます。ここで言う音とは、声のことです。私も普段気功ヨガで言霊を使って波動の調整を行っているので、同じことですね。
ダフネのクラスでは、それに加えて各チャクラに対応する動きも取り入れて、音と動きでもって波動を整えます。大地のエレメントである第1チャクラのどっしりとした動き、そこから第2チャクラの水のように滑らかな動き。とても心地よかったです。
そして、最後に行ったターラ(慈愛のマントラ)では、涙が出てきた人もいましたね。
これは、ターラのマントラを互いの目を見つめたまま歌うのですが、人の目というのは本当に深くて…、その目を見つめたまま、そして見つめられたまま、恥ずかしがったりごまかしたりしないで「ここ」に居続けるのはとてもチャレンジなことです。
苦手に感じる人も多いかも知れないですね。私も、この手のワークを敢えてするような環境があまり得意ではないですし、泣かせようとするワークも好きではありません。
けれど、ここではそのような違和感は一切感じられません。ダフネはいつも自然体ですし、自分を大きく見せることもなく、先生でありながら心の成長をともに楽しもうとする素敵な女性です。そんな彼女のWSでは、みんなが純粋な心に戻れるように感じます。
このワークでも、目の前にいる人に対して抱いていた緊張がフッと外れた時、不思議なくらい取り繕うものが何もなくなり、何のためらいもなく相手の目を真っ直ぐに見つめることが出来るようになります。
その時の心の軽さと言ったら…。なぁんだ、目の前にいるこの人は、私と何も変わらないじゃない、という安心感でしょうか。そして、心の底からその人のことを愛おしいなぁと思えるのでした。
夕方からはディナーライブです!
今年もまたかなり盛り上がりました!やっぱり生歌に生演奏!最高です!!